プライスリーダーシップ

プライスリーダーシップというのは、価格に関する協定を伴わない、競争制限的な共同行為を表す言葉で、日本語にすると価格先導制とも言われています。

この中では、価格を先導する立場にあるプライスリーダーとその価格に追随するプライスフォローワーが存在しており、このプライスリーダーとなれるのは、市場シェアや売上高などの面で、その業界でナンバーワンの企業で、ほかの企業の価格設定に対して強い影響力を持っています。

そのため、プライスリーダーが価格を引き上げると、ほかのプライスフォローワーも次々に追随し、その業界で統一的な価格が形成されていきます。


ですのでプライスリーダーは、自ら適切だと思える価格をある程度コントロールすることができるのですが、それならそのほかのプライスフォローワーがなぜ追随するのでしょうか?

これには訳があって、プライスフォローワーはプライスリーダーの価格に追随することによって激しい価格競争を回避することができるのです。

しかし、うがった見方をすれば、これ「カルテル」のようなもので、しっかりと協定を結んでいるのか、忖度しているのかだけの違いのようで、まるで日本の携帯キャリアのような形ですよね

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