景気循環の日付

経済は順調に拡大する時期と不振となる時期が交互に繰り返し訪れます。

この景気変動を的確に把握するためには、経済データをもとに景気変動のメカニズムを理解することが重要です。

景気が順調に拡大する時期の終わりを景気の山といって、その反対に不振となる時期の終わりを谷と呼び、これを「景気循環の日付」といいます。

日本ではこの景気循環が戦後から現在まで15回示されています。

経済データには多くのものがあり、指標をみるときには、経済のどのような分野がどのような活動を示しているのかを考える必要があります。

まず景気が変動する理由としては、石油などの材料価格や為替レート、海外景気の動きなどの外からのショック、経済の動きにはフローとストックの側面があり、ストックの変動に関連する設備投資や在庫投資の増減が繰り返されること、生産が増え所得が増えると需要も増えるという波及効果があります。


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